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基本理念と沿革

東京光の家は”盲人に聖書の福音を”という創立者の祈りを源泉とし、キリスト教精神に基づいて創立された視覚障害者のための法人です。聖書の教えを法人経営並びに利用者サービスの基本としています。
「神より与えられた命を最善に生かす」を基本精神としながら、利用者それぞれの特質に応じ、愛による福祉サービスの実践活動を展開します。
施設は単に保護を与える場所ではなく、「人はどんな障害があっても、必ず新生の希望を持って生きられる」という確信を持って、利用者一人ひとりの保有能力を最大限に開発し、ノーマライゼーションの理念であるすべての人が尊重される共生社会の建設を目指しています。

設立の精神

多くの民間福祉施設は具体的な創立の基本精神があって設立されています
イエスが道をとおっておられるとき、生まれつきの盲人を見られた。弟子達はイエスに尋ねて言った。
「先生、この人が生まれつき盲人なのは、だれが罪を犯したためですか。本人ですか、それともその両親ですか。」イエスは答えられた、「本人が罪を犯したのでもなく、また、その両親が犯したのでもない。ただ神のみわざが、彼の上に現れるためである。」

ヨハネによる福音書 第9章 第1節~第3節

この基本精神は、「盲人に聖書の福音を」及び「イエス・キリストによる信仰」を礎としています。
盲人である前に、一個の人格的存在であるとの自覚こそが盲人問題のすべてを解く鍵であり、真の神を「霊と真実」をもって拝するこが、自由と独立の人格をつくる道であると考えます。
東京光の家ではこの基本精神を最も尊いものとして掲げ、全てにおける源泉として永遠に貫いて参ります。

経営の基本方針

東京光の家は基本理念を実現するため「安心と安全と希望~生活には喜びを~」を福祉サービスの具体的目標として、以下の基本方針を掲げて日々努力します。

安心と安全と希望~生活には喜びを

利用者が障害の重荷を乗越え「生きていてよかった」と心から感じ取れる自立した人生を目指し、保有能力の開発に挑戦する。利用者一人ひとりが人生の生甲斐を自らの手と足で見出すよう努めること。

愛と奉仕の心で誠実な業務を

職員は、利用者が良く生きるために、自己の最善を捧げていくハートを持って仕事に取り組むこと。福祉の世界だけでなく、一個の人間として社会に通用することを目標とし、自己研鑽に励むこと。

家族にゆるぎない安心と信頼を

利用者の家族の方々とのコミュニケーションを大切にし、互いに理解し、信頼し合える関係を築くよう努めること。

地域社会に感謝と積極的な交流を

当法人の持つあらゆる機能と資源をもって積極的に地域社会に貢献すると共に、行事等を通して交流を密にし、共生を目指すこと。

関係者の協力態勢を

利用者、利用者の家族、役職員の三者は、相互の立場を尊重し合い、互いの幸福と発展のために誠意を尽くすこと。

独自の質の高いサービスの提供を

視覚障害者の専門施設として知識と技能を磨き、創立の精神を堅く守りながら、時代の変化に柔軟に対応し、社会的ニーズに適切に応える東京光の家ならではの質の高いサービスの提供に努力すること。

沿革(あゆみ)

創 立 期

  • 大正8年4月1日
    盲目の人秋元梅吉が、日本の盲人に聖書を伝えることに使命を見出し、「盲人基督信仰会」を設立する。(現豊島区)
  • 大正13年12月21日
    世界で2番目の点字旧約聖書を完成する。
  • 昭和3年7月23日
    前年2月に大正天皇御大葬用材を拝受し、杉並区大宮前に移転する。
  • 昭和8年4月1日
    「盲人基督信仰会」を「東京光の家」と改称する。

昭和20年8月15日終戦

  • 昭和22年
    住宅に困っている盲人のために、盲人の宿泊及び更生事業に専念する。
  • 昭和25年8月
    財団法人の認可を受け、組織変更する。
  • 昭和27年5月
    社会福祉法人に組織変更する。
  • 昭和30年8月
    生活保護法に基づく救護施設となる。(定員42名)
  • 昭和33年3月
    杉並区大宮前より、現在地日野市に2400坪の土地を購入し、施設を移転する。(定員48名)
  • 昭和34年4月
    後援会として「東京光の家賛助会」が発足する。
  • 昭和39年12月
    会報「光の家」を創刊する。
  • 昭和40年8月
    盲人ホーム「光の家針灸マッサージホーム」を開設。
  • 昭和40年9月
    創立者秋元梅吉が藍綬褒章を受賞。
  • 昭和45年5月
    長年にわたる救護施設の整備拡張により、定員が147名となる。そのため、身障福祉法に転換する動きが施設に始まる。
  • 昭和49年7月
    救護施設の一部を転換し、重度身体障害者授産施設「旭が丘更生園」を開設。(定員50名)
  • 昭和50年2月8日
    創立者秋元梅吉、82歳にて天に召される。従五位に叙せられる。
  • 昭和50年3月5日
    常務理事田中亮治、理事長に就任。
  • 昭和53年9月17日
    第一回チャリティーバザーを開催。
  • 昭和54年4月1日
    救護施設の一部を転換し、重度身体障害者更生援護施設「新生園」(盲重複障害者専門)を開設。(定員50名)「旭が丘更生園」に通所制度が設けられる。
  • 昭和54年11月
    社内報誌「燈心」を創刊する。
  • 昭和56年10月
    本館二階に約300名利用できる講堂を増築する。
  • 昭和58年11月
    旭が丘更生園の授産科目として、「ショップアガペ」が開店し、施設内、地域に向けての売店として活動開始する。
  • 平成元年6月24日
    利用者たちによって「正秋バンド」が結成され、「愛のサウンドフェスティバル」を日野市民会館にて開催。
  • 平成2年2月
    常務理事田中のぞみ(新生園園長)が、昭和55年に発足した「全国盲重複障害者福祉施設研究協議会」の会長に就任する。(平成12年3月迄)
  • 平成2年4月
    創立70周年記念誌「新しき第一歩」を刊行。同年5月10日には創立70周年記念式典を開催。また、映画「まさあきの詩」~盲重複障害者の自立への挑戦~が完成し、都内にて上映会を開催する。
  • 平成2年4月
    旭が丘更生園の増改築工事により、定員増となる。(入所60名、通所18名)
  • 平成5年5月
    理事長田中亮治が全国社会福祉協議会、厚生事業協議会会長に、同7月、全国救護施設協議会会長に就任する。又、同年9月、第23回毎日社会福祉顕彰を受彰する。
  • 平成6年5月
    理事長田中亮治が藍綬褒章を受賞。
  • 平成7年10月
    理事長田中亮治が点字毎日文化賞を受賞。
  • 平成7年12月
    救護施設の増改築工事を実施。厨房も併設された地上三階地下一階建ての新しい救護施設が完成する。(平成8年より定員80名)
  • 平成8年4月
    法人施設の明確化と新たなる飛躍を期して三施設名を改称する。
  • 平成11年9月
    スウェーデンに正秋バンド海外交流演奏会を開催。(創立80周年記念事業)
  • 平成12年7月
    地域交流センターが完成する(創立80周年記念事業)
  • 平成12年11月
    スウェーデンより盲人バンド「シンリガ」を招聘し、演奏会を開催。
  • 平成15年4月
    「光の家新生園」「光の家栄光園」が措置制度より支援費制度へ移行。
  • 平成15年4月
    理事長田中亮治が勲五等瑞宝章を受賞。
  • 平成16年1月
    内村鑑三直筆の書「読むよりも働けよ」が、東京光の家に杉浦千代子様より寄贈される。
  • 平成19年4月
    「光の家自立支援センター」が完成し、1階及び2階に「光の家鍼灸マッサージホーム」を移転する。
  • 平成20年4月
    当時の常務理事田中ノゾミが瑞宝双光章を受賞。
  • 平成21年4月
    創立90周年を迎える。
  • 平成21年7月
    旧光の家鍼灸マッサージホームの建物を改修し「光の家生活訓練ホーム(のぞみの家)」として新たな活用を図る。
  • 平成25年1月
    知的障害者の通所作業施設として「光の家就労ホーム」を日野市旭が丘3丁目に開設する。
  • 平成25年4月
    光の家就労ホーム1階に通所就労支援施設「Kitchen&Cafe Canaan」を開設する。
  • 平成27年4月
    障害者の地域移行の居住拠点として「光の家障害者グループホーム」を日野市旭が丘3丁目に開設する。
    光の家グループホーム(ショート)事業所を開設する。
  • 平成30年4月
    日野市からの委託事業で、旭が丘地区センターの管理業務を開始する。
  • 平成30年12月
    田中亮治理事長が天に召される。
  • 平成30年12月
    石渡健太郎常務理事が理事長に就任する。
  • 平成31年4月
    光の家障害者グループホーム「グループホーム ペガサス」を開設する。
  • 令和2年4月
    光の家障害者グループホーム「グループホームⅡ・Ⅲ」を開設する。
    光の家グループホーム(ショートⅡ)事業所を開設する。

社会福祉法人 東京光の家

〒191-0065
東京都日野市旭が丘1-17-17
TEL:042-581-2340
FAX:042-581-9568
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